関西人以外の方も、ご存知なのだろうか。
前を通過するだけで体温が2℃上がる、
タコタコキングの呼び込みの声量は関西最大級。(ワタシ調べ)
そう、名前の通り大阪に数店舗ある人気のたこ焼き屋だ。
「タコタコキングですぅ!」(大音量)
商店街の角を曲がると今日もまたガタイのいいお兄さんの、あの声が響いている。
たこ焼きが食べたくて行く人はもちろんのこと、
元気をもらいたくて店頭を通りがかる人もついつい吸い寄せられるのだ。
FFでいうこところの回復の泉と言っても過言ではない。
今では世界中からインバウンドの皆様が、
全国から「大阪といえば、たこ焼きじゃん!」と観光のお客さんが、目指して集まる場所になっているタコタコキング。
かつては、地元の私たちにとっての、
『一軒目に行く前のちょっと一杯』『バイトの店長が機嫌が良い時に取ってくれる出前』『仕事帰りにサクッとテイクアウト』のような暮らし密着型営業で大阪人を支えてきたタコタコキング。
メニューは、シンプルに6コ400円、8個500円、16個4種盛り1000円。
そのほか、お好み焼き、焼きそば、名物ホルモン焼きうどんなどのサイドメニューも充実。(ぜんぶソース味だ)
毎朝、洗顔をするときに鏡の前でたこ焼きヘアピンをつける。
今となっては、関東で涼しい顔をして生きている私は、この瞬間に大阪を感じてパワーがみなぎる。
今朝、洗面所の窓を開けると、「タコタコキングですぅ!」という、あの声が聞こえた気がした。
バッグの中に、たこやきヘアピンを入れて今日も出勤する。
いまだに少し緊張する山手線に乗り、表参道を「ずっと前から歩いていた道ですよ〜」という顔で歩けるのは、たこ焼きヘアピンのおかげかもしれない。
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